【A.2/3~開催中の「マインクラフトホロ鯖」第一回目の配信。さくらみこの視聴回数は105万回】
【B.兎田の「マイクラホロ鯖」第一回目は78万回】
【C.宝鐘は初日にインしていないが2/8の初回配信が53万回】
✔ 「今ホロライブで一番視聴回数を稼ぐのは誰か」「今のホロライブの代表者は誰か」等を知るための物差しの一つとして『〇〇ホロ鯖の視聴回数を見比べる』というものがある。ホロメン全員が同じゲームサーバーに参加して同じ形で行っている配信の中からあえてこの人、という選ばれ方をしているのだから少なくともその時点でのホロライブの配信部門のトップはそこで一番数字を取っているホロメンで間違いないのだが、それに照らし合わせるなら今のホロライブの(少なくとも配信活動における)トップは圧倒的にさくらみこだ。同日に行われた兎田の初日配信との間には115万回対78万回で大差が付き、初日にインしなかった宝鐘とその後の配信の視聴回数を比べてみてもやはり圧倒的大差が付いている(さくらみこのマイクラ鯖配信の視聴回数の(初日を除いた)平均値は64万回、宝鐘は41.8万回)。
宝鐘、兎田、さくらみこそれぞれのチャンネルの”配信”の一覧を見比べてみてもざっくりと知れることだが、今ホロライブで一番数字を持っているのはさくらみこだ。さくらみこの配信は現在そのほとんどが50~80万回程回り悪くとも35万回は下らない感じだが、その平均は60万回を切る程になる。さくらみこの前にホロで一番の配信成績を収めていた宝鐘の配信の直近の平均値は50万回代前半、かつて宝鐘と二強体制だった兎田は40万回代中盤あたり。──────兎田は配信の頻度ではさくらみこと張るものの視聴回数は良くて50万回前後、悪いと20万回代前半を連発してしまうことが増え、宝鐘に関しては配信の頻度を激しく乱高下させているうちにさくらみこに逆転されてしまった形だ。
✔ 4:01~ で、これが業界最大の箱でトップに君臨しているらしいVの配信風景なのだが、───────おかしくないだろうか。『業界一位』で『所属ライバーの活動水準もトップ』で、”アイドル”が売りの『可愛い女性Vが業界で一番多く在籍する箱』でこれが一位……………おかしくないだろうか。
まず【①声が中の下のブスボ】だしイモくてモサくて精彩を欠くデザインの【➁モデルも完全にブス】だし、この日に関しては【③衣装もおかしい】し、ここから7分弱も続くオープニングトークも【④情報量が少ない】上にダラダラとしていて【⑤喋るのが遅い】し、コメントを拾いつつ今日あったことや今からやることを適当に流すだけなので【⑥全然面白くない】。評価に入れるべきかどうか微妙なところだが「背景は金がかかってるだけでデザインはしょうもない」し、そこで基調になっていて本人のイメージカラーでもある「ピンクの色味の種類がダサい」し、机の上に置いてある「アルバムのジャケットが抱き枕みたいで気持ちが悪い」し「アルバムに収録されている曲は全部”活動上で思うこと”と”35Pへの想い”の二つだけにテーマが限定されていてゴミみたいな出来だし」で、本当に酷い。──────良い所が一つもない。他所の箱はさておきホロライブの基準に照らし合わせた時、現在箱でトップの地位に就いているらしいこのVには良い所が本当に一つもない。
(4:01)から始まり7分近くも続くオープニングトークでブラウザバックしたくなる指を必死で堪えて何を言っているのかと聴いてみると『①昨日全ロスした(本人的にはスーパー・笑い所)』→『➁35Pが更新した”全ロスwiki”を紹介(クソ面白くない内輪ノリ)』→『③全ロス後の白上(三点お茶方式と黒人差別の経歴を持つ人)との絡みのエピソード』→『④今回の配信では(全ロス)ではなくプラスで終わりたい』といった流れ。──────こんなもんに7分もかけんな。7分かけて全ロス関係の話ばっかり4つもすんな、「全ロス」の一本槍で5年以上も凌ぐな。
「昨日全ロスしたので今日はそうならないように頑張ります」と言えば済むだけの【⑥面白くない】上に【④情報量の少ない】話を【⑤7分もかけてダラダラ喋る】とても程度の低いオープニングトークだが、さらに気になるのはそんなオープニングトークでさえコメントに話を振ってもらいつつ35Pの作成したwikiまで紹介していることから自分一人の力で組み立てられていないこと。上記【①】~【⑥】に加えてそもそも自活が出来ていない。
『パッと見の華と魅力が皆無』『ギャグも話術もからっきし』『程度の低いパフォーマンスすら誰かの助けがないと打てない』のなら「配信者」はまだしも、「タレント」「アーティスト」「クリエイター」総じて『表現者』の職自体不適格だ。──────やはりこいつが業界一の「アイドル事務所」兼「タレント事務所」のトップの座に就いている今の状況はおかしい。
✔ 4:18~ 一方こちらは配信の”頻度”では食らい付くも一回ずつの視聴回数で大差を付けられている、上記トップVの下位に位置するライバーだが──────佇まいを見比べてみるとやはりおかしくないだろうか。”アイドル”が売りのVTuber事務所でこのライバーが上のアレに負けている現状、おかしくないだろうか。
この日の兎田も衣装はだいぶ変なデザインだが、兎田の場合はどんなに変な衣装でも地のモデルのデザインが秀逸なだけにまとまってしまう。声はそれはもう、全ての女性Vの中で比肩する者なしの美声で華もあれば耳障りも良くて、上の蛙を絞め殺したみたいなブサイクボイスとは次元が違う。──────分かるだろうか、挨拶の最初の「あっあっあっあ~♪」で場がキュッと締まるこの感じ。上のやつの「あ゛ーにゃっはろ~」とはモノが違う。
「今日はバレンタインですけど特に関係なくマイクラ、やって行きましょうかね」と言えば済むところを何故かそれを何の捻りも加えないまま歌詞に変え、見切り発車のクソメロディに乗せた歌の形にしてリスナーにお伝えしてきていて(4:34~)、こういう無意味な行動の多さから【④情報量の少なさ】や【⑥面白味の無さ】に関しては互角かも知れないが、それでも兎田はダラダラと切れ悪く喋ったりはしない。間違いなく、『V業界で一位』の箱で、”アイドル”が売りでもあるホロライブでより上の順位に就くべきなのは兎田の方だ。
✔ 3:34~ そしてこれが二つ上の奴の前に箱のトップに就いていたライバーなのだが、完全におかしくないだろうか。こいつが何一つとして良い所がない一番上の奴に負けている現状、気が狂い過ぎていないだろうか。
宝鐘はこのオープニングトークで『①今日は夏色に家の建築を頼みに行こうと思う』→『➁鼻の不調に耐え兼ねてステロイドを飲んだ』→『③そしたら眠くなって爆々の睡々(←面白ワード)してた』→『④鯖内でやることが無くて虚無るかも知れない』→『⑤じゃあスバルハウスの周りにお化けを配置して事故物件にするか』と矢継ぎ早に聴き所を差し挟んできているが、この間なんとたったの二分足らず。上の二人、特にクソつまらない身内ノリをダラダラと7分もかけて(リスナーの助けも借りつつ)喋った一番上の奴と比べて明らかに技量が高い。
「カワイイ系のアイドルV」という基準で見た時兎田に声の良さで勝っているかと言えば難しいものがあるかも知れないし、モデルはそれよりさらに分かりやすく負けている訳だが、それでも一番上のブスよりは圧倒的に良い。──────何より”華”や”覇気”や”オーラ”みたいなものに事欠かない。やはり一番上の奴がこの宝鐘を抜いて一位に躍り出る展開はおかしい。
✔ さくらみこが”ぺこマリ”………特に宝鐘より優秀な配信成績を収めるようになったと聞いて違和感を覚えないホロリスもいないだろう。”ぺこマリ”の二強体制が、両者がチャンネル登録者数200万人をほぼ同時(2022年8月)に突破して以降開き始めてから「ホロライブのトップ」と言えば間違いなく宝鐘で、さくらみこはそれに比べると随分埋もれた存在のイメージだった筈。何の変化があってそうなったのかとさくらみこのチャンネルを覗いてみても上記の通りで以前と特に変化は無く──────変化があったのは、どちらかと言えば宝鐘の方だった。チャンネル登録者数200万人を突破して以降まず「A.配信頻度が極めて不安定になり」「B.去年以降は配信中テンションをキープすること自体が難しくなっていた」。さくらみこの逆転劇は本人の力ではなく、宝鐘の配信者としての質の落ちにより相対的に成されたものだった。
これは面白い話なので是非実際に双方のチャンネルの配信一覧を遡って確かめてみて欲しいのだが、去年夏頃(今から6~8カ月程前・8番のりばが流行っていたあの頃・さくらみこがキャプつばやナルトをやっていた頃)さくらみこの配信の視聴回数はまだ今より全然低い。一回当たり20万~50万回程度をウロウロするこの感じは今で言う兎田と同程度だが、兎田は当時から今と同じ水準だったので当時は宝鐘の下にぺこみこの二人がピラミッド状に連なっていたことになる。宝鐘の視聴回数は当時35万~100万回弱を行き来するレベルで、今で言うさくらみこと丁度同程度だった。
そこからまず「ARK(7月)」に始まり「湊の卒業(8月)」があって「GTA(9月)」が終わるぐらいまでの間に、さくらみこと宝鐘の視聴回数がジワジワと入れ替わっていっている。さくらみこは沙花叉の卒業について触れた焚火の配信以降30万回を割ることがほとんどなくなったがこれが2024年の12月の頭に行われたもの、宝鐘に関して明確に「落ちたな」と感じられるのはクソデカ囃子の24万回だがこれは同年11月中旬に行われたもので、こちらの時期もほぼ一致する。──────去年夏頃には宝鐘の下にさくらみこと兎田が連なっているピラミッドの構図だったがそこから年末までの間に宝鐘とさくらみこの立ち位置が綺麗に入れ替わり、今ではさくらみこの下にぺこマリの二人がピラミッド状に連なっているような構図だ。
要するにどういうことかと言うと、その期間中に「一味」や「35P」ではなく大多数の『ホロライブ箱推し勢』が箱の代表者の認識を宝鐘→さくらみこへと改め、常日頃視聴する対象をそちらに乗り換えたということだ。さくらみこ自体のクオリティは以前と変わっていないのでこれは「A.配信頻度が極めて不安定になり」「B.最近では配信中テンションをキープすること自体が難しくなっていた」宝鐘が自ら手放した層がさくらみこのチャンネルへと移動した、と考えるのが正しい。
しょうもない風体で下らない活動を続けていただけの相手に自ら勝ちを譲るとか何やっとんじゃいという、宝鐘に関しては話な訳だがそれは宝鐘自身の課題だしこの記事シリーズの本題ではないのでここでは割愛するとして、次の頁からはその勢力変化が意味することとそれがホロライブに及ぼす悪影響について触れていきたい。