✔ 06:24~ レイ渾身のギャグ「ぼく、レイパンマン!」。アンパンマン関連の話題など一切出ていない流れで突然この文言をシャウトする。レイには特にアンパンマンを推しているだとか憧れているだとかそういう前提がある訳ではなく、完全に謎な発言。聞いた人間全員が困惑するしかない。
この配信はキズナアイの最後を見送るはなむけのイベントなのだがそれに対する弁えや空気読みが全くない。この配信の少し前、引退の発表があってすぐに関係性の無いキズナにアポ無し電凸を行うという再生回数飽食を働いていたがそのお返しがこれだ。
✔ 17:27~ しつこく続ける「ぼく、レイパンマン!」。このギャグは多分レイ的に「スベり芸」にカテゴライズされていて、「スベって笑いになるなんて楽でいいじゃん」という安易な発想からこういう適当なボケ方をしている。
私はこれが「何で今急にアンパンマン?」と妙に引っ掛かったので少し考えてみたのだが、今レイが育てている子供が恐らくTVやアニメに興味を示すようになってきていて、レイの家では日々アンパンマンの存在感が強まっているのだ。つまりレイは家で子育ての傍らよく見るアニメの文言をそのまま多数の目がある仕事の場、それも大先輩の最後のイベントの場で何の脈絡も無く突然シャウトして「スベり芸ですから」と居直っている訳で、この仕事にも先輩にも敬意を持てない精神性には心底引く。外部のVとの仕事の場でも前後不覚に迷惑行為を働いて動画や配信の質を下げる害悪ぶりはここ最近のおめがシスターズの最も顕著な特徴だ。
✔ スベり芸は適当な発言をして場の空気を悪くすれば成立するような浅い物ではない。意図的にスベって笑いを取りに行くのはピーナッツくんがよく使う手だが彼は常に周りが処理し易いように、つっ込み易いように分かり易く痛くうっとうしいキャラを演じる形でスベりにいく。セクハラを働くのは相手の女子Vから叩いて貰う為だし、町中華のレポートを熱くなっている体で行うのは「ヒートアップする自分×引き続けるぽんぽこ」の構図を強めていく為だし、謎に意識高い系の発言をぶっ込むのはぽんぽこに「きっしょ…」と言わせる為だ。
落ちまでの導線を共演者込みで組み立てた上で丁度いい塩梅にスベる自分を演じて初めて「スベり芸」は成立する。レイはろくに考えず工夫もせず芸のガワをなぞって適当に動いているだけだ。ろくに考えていないから場に沿うノリかどうかも判別出来ていない。この程度の奴が自分より上手のピーナッツくんを見下して「漏らす」とかいう幼稚園児のノリを強要しているのだから気分が悪くてしょうがない。
おめシスは「ネタとモチベ切れで動画の質が落ちていて将来性がない」、「《うんち・漏れる》以外出てこない程に発想力が貧困」、「笑いやバラエティに関しても不勉強で技量無し」という三点以上に深刻な問題をさらに抱えている。それは外部のVと絡ませると齟齬しか生まず、関係性の構築が極めて苦手な事だ。
✔ ぽんぽこが無理やり引き合わせた富士葵&キクノジョーとのコラボ動画。コラボ相手に柔軟に合わせる事の出来ないおめシスに富士キクがノリを寄せ、かつて見た事のない程に険悪で攻撃的な態度に。「てかさー(精一杯の悪ぶり)」と気だるく喋りぽんぽこを呼び捨てにする富士や「スタッフさんが罰ゲームやればいいじゃないですか」と関係性のない相手に噛み付くキクノジョーはぽんぽこ24で見せた「こんな富士キクは嫌だ」を遥かに凌ぐ異様な姿だ。いくら何でもこの二人にこの態度を求めるファンはいないだろう。
四人がこの動画の中で結託して攻撃しているのはぽこピーが大層ひいきにしている、ぽんぽこ24では各方面からその手腕を大いに讃えられたスタジオスタッフだと思うのだが自分達の恩人がひいきにしていてこれからもいい関係でやっていかなければならない外部の人間を攻撃していいだけの、何かこちらからは見えない理由でもあったのだろうか。
富士キクがこんなにもキツい姿を晒したのは紛れもなくおめシスとコラボをしたせいだ。頑として人に合わせられず数的にも上回っているコラボ相手を富士キクのような柔らかいVが相手取るならこうする以外に選択肢が無い。
✔ 07:18~ おめがシスターズが絡むと一気に喋らなくなる富士。「ぽこピー×おめシス×富士キク」のコラボで富士は常に人数合わせ要員だ。はつらつとした明るさが売りの富士を黙らせキクノジョーを歪め、ピーナッツくんの事も呼んでもいないのにいちいち付いて来る、正直邪魔な友達の兄と見做して見下しているおめシスのコラボ相手は実質ぽんぽこ一人しかいない。
✔ 01:26~ 忙しい中時間を割かせて絵を描かせた上で(もちろん無償で)放置していた不義理を謝罪する動画。ぽんぽこはこんな事で怒らないが「お前らこういうのは本当にだめだぞ。信頼を損なったら最後に損するのはお前らなんだからな」という事を伝える為にわざと大袈裟に怒って見せるぽんぽこの心遣いに注目。
前出の「ロリ漏れコント」の前フリになるパートだがこの心遣いをろくに練ってもいない適当なコントで返す様子からおめシスのぽんぽこに対する舐めっぷりが窺える。
✔ 09:52~ ぽんぽこの心遣いが全く響いていなかった事が知れる「キズナアイのお見送り動画送り忘れ事件」。「再生回数飽食」「フィナーレイベントでの迷惑行為」に続くこの特大の不義理で強烈なワンツーフィニッシュだ。業界を去る大先輩の背中に唾を吐きかける非常におめシスらしい一件。キズナアイの何がそんなに憎いのか知らないが敬意や思い入れを一切持っていない事だけはとにかくよく分かる。
「収録・編集まではしてたんだけど(普通に考えると嘘。既に出来上がっているならこの動画内で流さない理由がない)」の後「送り忘れちゃったーごめんね~あはは」と手を叩きながら笑っている様子が物凄く気持ち悪く、最早ホラー。これだけを見てもレイが人に敬意を払うだとか義理を通すだとか、同業者を大切に扱うなどといった事が絶対に出来ない人間である事が分かる。
東京で生まれ育ってしまったおめシスには分からない事だと思うが「相手に残念な思いはさせるが自分には一切ダメージの入らないタイミングだけを狙い澄ましてミスをする」のは平均的な日本人のモラルに則って言えば「ドジ」や「やらかし」ではなく「非常識」、「クズ」と言う。おめシスがぽんぽこの絵を放置していたのはぽんぽこがこのくらいの失礼で自分達を見限らない事が読めているからだし、キズナが引退を発表すると同時に何発も蹴りを入れたのはこれからいなくなる人間の心証など気にする必要がないからだ。
動画の最後にいけしゃあしゃあと「復帰したらコラボしようね~」と言っているが引退前の一連の迷惑行為とこの様子を見てキズナがおめシスとコラボしたいと本当に思うだろうか。するとしたらキズナ側の利点は一体何なのだろうか。