【真・ぽこピー批評.01】【業界初、廃人VTuber爆誕!!】K(終《囚われる人》

VTuber

✔ 最近の2人の専らの興味の的、mocopi(モコピ)を使ったゲーム対決配信。さすが簡易的な装置だけあってトラッキングは甘いし、回線不良によるラグのようにガクガクガタガタと2人共揺れ続けているし、気が散ってとても観れたものじゃない。

フルトラスタジオで散々撮影を行っている2人が今更モコピを使用して屋内系の企画を行う必要はない。「自宅でも簡易的にフルトラが出来る」は撮影している2人の所感なので視聴者には何の感動も与えないのだがそんな事も分からないのだろうか。

先日の動画のように屋外での撮影にフルトラを気軽に取り入れられるのはある程度革新的かも知れないがそんな新種の機材を導入した事による感動をいちいちこちら側に押し付けて何がしたいのだろう。ごちゃごちゃ言ってないで「屋外でのフルトラ」を生かせる企画をはよやれやという話なのだが、そこまでのやる気は出ないから今まで何回もやっているゲーム対決でお茶を濁す、2人のやる気の無さは今年も絶好調だ。



【①.これまでの活動で手札を出し尽くした2人は慢性的なネタ切れ状態。動画のネタは使い回しがほとんど】

【➁.ネタ切れ状態を打開すべく行動を起こさないぽんぽこも酷いがピーナッツくんの状態はさらに酷く、サムネ詐欺での再生回数の上乗せ、上位のVへ寄生する事による知名度の獲得、編集等の裏方作業の大半をぽんぽこに押し付けた上でチャンネルの収益を半分がめる等クリエイターにあるまじき行為が目立つ。近々のピーナッツくんの有様は数年前先にオワコン化した守銭奴ババアおめシスのおめがレイにそっくりだ】

【③.ネタ切れ状態の2人が2人だけの座組で行う活動は何であっても防御的活動。チャンネルの現状維持以外の効果はない】

【④.一方的に恩恵を与える関係にある傘下のV達を集めぽこピー自体をチーム化する事でしか現状は打開出来ないが、業界研究を怠り「V活動におけるチーム戦術」の何たるかを分かっていない2人にはその舵取りが出来ない】

【⑤.ネタ切れに陥ってチャンネルの現状を維持する為の防御的活動しか出来なくなったYouTuberは限度数年程のタイムラグを経て100%オワコン化する。ぽこピーの寿命は持ってあと数年】

【⑥.ぽこピーの恩恵に預かる事で活動を保てている傘下のV達はぽこピーが失速したら本格的に引退に向かう事になる。集まれば何とかなった筈なのにバラけていたから全員死ぬ、それがぽこピーとその周辺にいるVのこれから】


頭脳明晰にして眉目秀麗

✔ 「ぽこピーは2人体制をやめてチーム化すべき」「今は面白い2人でも絶対にネタ切れは訪れる」「富士葵&キクノジョーは組み合わせが悪過ぎるので作業量を上げても無駄」「ミミックやもちひよこはぽこピーに正式に雇われて活動する事でしか今後の道が開けない」これらは1年程も前に私がこのブログで提唱した未来予想だが、そのどれもが今こんなにも的中しているのは驚異的としか言い様がない。こんなに頭の良い人間がかつて居ただろうか。私は自分の他に見かけた事は無い。

おまけに私は顔もいいのだ。結構いい歳になってきたがどうやら歳をとったらとったでいい感じになっていく遺伝子だったようで、こればっかりは親に感謝だ。イケメンの中でもぽこピーアンチの中でも、一番頭が良いのは間違いなく私だろう。


囚われる人

✔ VTuberというのは本当に面白い職業だ。目を傷める程に真っ赤なレッドオーシャンYouTubeの中にあってまだまだ青く、クリエイティブでひた向きな活動意志を持つ事が何よりの武器としてまだ機能するジャンル。そこで個人勢として成功して何の縛りにも煩わされないぽこピーは、このインターネットのサブカル分野の一画で、きっと誰より自由で大きな事を一生かけてやり続けられる筈だったのに、他でもない自分達の手によってあと数年でクリエイターとしての人生に幕を下ろすのだ。

飾り気がなくストレートな性格をしている2人と同じく、彼らの辿って来た道は本当にシンプルだ。安易で直接的な手段に頼らず素人だった頃と変わらない場所、同じやり方で動画の質を高める事にだけ愚直に向き合い、世間がそれに気付くまでじっと耐え続ける…売れた後やる事もそれと地続きに、只シンプルに進めていけばよかっただけの話なのだが、ここから先はどうにも気が引けるようだ。「そこまでの器じゃなかった」とはこういう時にこそ使う言葉なのだろう。

人手が足りなくて苦しいなら人の雇い入れを、VTuberとしての活動方針に迷ったのなら業界研究を、ネタが尽きたのならネタを必要としないスタイルへの転向を、どれもとてもシンプルな話だし、金があれば簡単に実現できる事ばかりだが、そのどれにも手を付けたがらない2人の所感は「ここいらで十分」なのだろう。変わらなければいつ落ちてもおかしくない状況なのは2人が一番よく分かっていると思うが、そうなったら細々とやりながら今までの蓄えで残りの人生を送るだけ、それも2人らしいと言えばそうなのかも知れない。

溢れるインスピレーションで毎週のように視聴者を驚かせたぽんぽこが、キモくて卑怯でも物作りにはとことん誠実に向き合ったピーナッツくんが、たった1年やそこいらでここまで変わるなんて一体誰が思っただろう。活動形態を変えなければぽこピーが駄目になってしまう事自体は私は分かっていたが、それにしても目に見えた変化が起こるのが早過ぎる。YouTubeクリエイターがネタを使い果たして視聴者がそれに気付き、見限るまでのサイクルは年々早まっているようだ。

年越し配信で滑車を回すネズミのように、同じ場所を歩き続けていたピーナッツくんだが彼は一体何に捕らわれているのだろう。彼は今日も、明日も、生まれた場所から一歩も動かず、閉じた空間の中で同じ場所を歩き続ける。世界で一番自由な場所で、誰にも飼われていない筈の彼をこんなにも繋ぎ留めるのは、あるいはぽんぽこを繋ぎ留める物とは一体何なのだろう。

いつかその答えが分かっても、二人があの頃に戻る事はもうない。一時はあんなにも楽しませてくれて、期待させてくれてありがとう、信じさせてくれてありがとうと、大人の態度をとるべきだろうか。


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