【①.単体で見るととても優秀な天音の成績がパッとしない理由】
【➁.ゲーマーズで配信の視聴回数を一番稼ぐ戌神、もやはり人間関係に支えられている実態】
【③.何もないのに人間関係の構築にだけは優れる不知火、その存在意義とは】
✔ また「面白いと言えば」で挙げたさくらみこ、星街、宝鐘、天音の中で天音だけが現在配信アーカイブの再生回数が企画の選択を間違えば10万を切ってしまう不調に晒されているが、四人の中で最も人付き合いに消極的でホロメンとの繋がりに乏しいのも天音だ。
✔ 最近のSEKIRO配信から序盤のボスキャラ「赤鬼」で沼って発狂する面白シーン。初体面から一時間沼った時点ではまだ余裕のぶりっこギレ→二時間でガチギレが始まり→発狂して言動がおかしくなる流れが出来過ぎな程。
これだけネガティブな暴言を吐いても空気を悪くせず只々面白さだけが増していくのは配信者としての天音の才能と言える。声のお陰のようにも見受けられるが声だけで言えば同期の姫森の方にずっとアドがあり、これはどうやら天音の毒のない性格の方に起因しているのだろう。極めてほのぼのとしている声質の姫森が何をやっても毒っぽくなってしまうのは腐り捻じくれ手遅れになってしまった人格のせいだ。
✔ 4:48~ 白銀に告白して振られる雑談配信。「団長は僕の事が好き」だと思い込んでいた痛々しさ→極めてリアルな言い回しで振られる→泣いて発狂の流れが完璧。
この泣き芸の芸術点はどうだろう。「面白×悲惨×ちょっと可愛い」が絶妙のバランスで混ぜ合わされて誰でも笑うわこんなもん、の仕上がり。
✔ 1:00~ 「親フラ」ならぬ「ゴリフラ」。「笑いに昇華出来そうなコメントに目を付ける」→「頭の中で画を描く」→「実際に拾う」→「イメージ通りの完璧な形で実行する」の流れが異様に早い。配信者として間違いなく高機能。
✔ 姫森と疎遠になった後しがみ付くようにコラボを繰り返している沙花叉とのマイクラ配信。まるで違うタイプ同士で互いの長所を互いの短所で潰し合うような構図をしている「かなクロ」の配信はリスナーに一切人気がなく、再生回数が全く伸びない。この配信は直近のかなクロコラボだが再生回数は天音の単体配信の平均値より低い。今現在沙花叉より近しいコラボ相手は天音にはいない。
✔ 背伸びして組んだであろうAZKi、博衣とのコラボ配信。再生回数は一ヶ月たった今でも7万回。普段の天音の配信と比べると事故の部類。
リスナーに「天音はコラボしても面白くない」という事実がバレてしまっているような状況だが正にその通りで、天音は今誰とコラボしてもシナジーが生めず面白い配信が作れない、言い換えればそれ程全部のホロメンと疎遠になってしまっている。
天音は単体での企画力に優れているし、何となく喋っていても面白くなってしまう高機能ライバーだが、そのどちら共に「ネタ切れ」「仲良しライバー複数人でのシナジーには勝てない」という問題が付きまとう。人付き合いの極めて下手な天音は長年その解決に手を付けられておらず、今オワコン化への道へ着実に足を踏み入れつつある。
✔ 3:13~ 配信で白銀に振られたのは大体一年程前の事だが、こんなにも慣れた様子が見る影も無く今では完全に疎遠な状態。
天音は人間関係において「来てくれないと行けない」人で、女性には割と多いタイプだが天音の場合は病的な程だ。ホロライブにおいて「来てくれないと行けない」タイプは皆人間関係で多かれ少なかれ置き去りになっており、「てぇてぇ」と拡散力の面でジリ貧に陥り、大なり小なり成績不振に喘いでいる。
温まりかけていた白銀との関係を一年も放置して台無しにしてしまった天音だが、実は白銀も同じ「待ち」のタイプで人間関係は年々希薄になってきており、やはり成績は不調。
✔ 上に挙げた三つの動画で確認出来るように非常に面白く、優秀な天音が下の動画に添えて述べたように低迷してしまうのは何故だろう、と考えるとやはり「人間関係」以外に原因が見当たらない。
✔ 「ライバーとしての才能に恵まれているにも関わらず人間関係の希薄さで成績不振に陥っている例」を二点程挙げたが、「何も無いのに人間関係によって生かされている例」もホロライブではよく見られる。
✔ ゲーマーズの中で配信アーカイブの再生回数において頭一つ抜きん出る戌神。①年長、➁落ち着いた雰囲気、③攻め過ぎで一般受けし辛いキャラクター、④ホロライブの中では中の下の声、⑤ホロライブ初期デビュー組にありがちなダサいモデル・キャラプロット、等のデアドを他のゲーマーズ同様携えていながら一人だけ好成績である事に着目して「では戌神が他のゲーマーズより再生回数以外で秀でている点は何だろう」と考えるとやはり「人間関係」という答えが浮かび上がる。
ホロライブで最も成功しているライバーを五人挙げるとするなら兎田、宝鐘、さくらみこ、星街、大空スバル辺りになるが、戌神はこの中の四人と密接な関係を築いており、これはゲーマーズの中で最多になる。
✔ 5:10~ 極めて相性の良い宝鐘とのコラボ。宝鐘目的でこの配信を観たリスナーは多い筈だが横でこれだけシナジーを出していればそりゃここから戌神のチャンネルに飛ぶ人間もそれなりの数いるわなという話。「拡散力があって」×「シナジーもある」同僚との親密な関係は全てのホロメンにとって構築が急務。
✔ 0:26~ 兎田からは「ころさん」と呼ばれ慕われる仲。10程歳が離れていながらこの配信のように同じ目線で殴り合えるのは立派な才能。ゲーマーズの中で兎田と一番距離が近いのは間違いなく戌神だろう。
✔ 0:17~ 「不仲」が売りの大空とのコラボ。「相性が悪いにも関わらず互いに好意を抱いている」という特殊な関係性が珍しい形の「てぇてぇ」を演出。笑いの範囲に収まるぎこちなさに満たされたこの配信は文句なしに面白く、やはり大空目当てで集まったリスナーの多くが一度は戌神のチャンネルに飛ぶだろう。
✔ 0:57~ また「特に用もないのに戌神から雑談目的の通話がかかってきた」といったエピソードはホロメン達からよく聞かれ、人間関係のこまめな構築・保持を怠っていない背景が窺える。
✔ 「ゲーマーズで最も再生回数を稼ぐ戌神はゲーマーズで最も多くのホロメンと繋がっている」という事実と「ゲーマーズで最も再生回数を稼がない白上はゲーマーズで人間関係において最も後れを取っている」という事実、この二つを併せ見ればやはり「ホロライブでやっていくには人間関係の構築が一番大事」という法則が見えてくる。
✔ 「生まれてこの方成績不振」不知火フレアを中心とした事務所イチ押しのユニット「不知火建設」。声が駄目、喋りが駄目、モデルも振るわなければギャグも冴えない、「人気が出る理由がないから人気が出ない」そんな不知火フレア唯一の武器こそ人間関係の構築能力、そして人心掌握術だ。