【ホロレビュー.02】A《ほw宝鐘マリンをwwwす、救いたいwwwwwww》include:宝鐘マリン、天音かなた、雪花ラミィ、鷹嶺ルイ

VTuber



【①.以前より「プライベートで元気がない」「ヘラりがち」と言われていた宝鐘の様子が本格的におかしい昨今。チャンネル登録者数日本一の座に就く彼女を苦しめる物とは?】

【➁.コミュ強で常に周りに人の絶えない宝鐘。しかしよく見ると…】

【③.ほw宝鐘マリンはwww救えないwwwww(結論】



泣いてるんじゃない、泣くのを我慢してるんだ

✔5:13~ 2022年12月界隈をザワつかせた「控室で宝鐘が泣き出した」エピソード。同席したホロメン達が見せる、それぞれの性格を反映した反応が面白いてぇてぇエピソード。

周りに居たホロメンは宝鐘とプライベートで付き合いのあるようなメンバーではないが、それにも関わらず宝鐘を優しく労わる様子にホロライブの環境の良さが知れる。一方フルトラスタジオで年末特番を収録する大一番の前に、何の切っ掛けも無く取り乱してしまう宝鐘の精神状態が心配にもなるエピソード。


✔ 同席したさくらみこ視点。泣き始める前の宝鐘の様子を「いつもと違って目が座ってて」と表しているが宝鐘は「泣き始めるまでは元気な感じだった」と食い違った事を言っており、「一目見て様子がおかしい程心にきているのに本人だけは大丈夫だと思い込んでいる」という一番危ない状況である事が窺える。

他にも「床に転がって天井だけを眺めている時間がある」「死にたいと思うけど何とか自分を説得して耐えてる」といった類の発言を頻繁に繰り返しており、今宝鐘は恐らく本当にヤバい状態だ。


✔ 同席していた角巻視点。


✔ 6:43~ 持ち直した宝鐘の傷をえぐる星街の話。サイコパスと言うよりただのバカ。


✔ 1:10:00~ 控室でのエピソードの後収録されたと目される年末特番。進行役である事を踏まえても全編大人し過ぎる宝鐘が気になる。


「有る」と「足りる」は別

✔ コミュ強で知られ、また人好きで情にも厚い宝鐘は事務所でも非常に広い人脈を築いている部類だが、それでもよくよく見てみると宝鐘が、少なくとも本人の望む形では人と繋がれていない実態が見えてくる。

何をするにもずっと誰かとDiscordで話しながらな大空に対して何故宝鐘は自室で転がって天井を眺めている時間があるのだろう。沢山の人間関係がありながら死にたくなる程気持ちが落ち込むのは何故だろうか。裏で一番連絡を取り合っているのは何故紫咲や雪花、沙花叉のような同じDQN系ではなく天音という事務所で一・二を争う常識人なのだろうか。

こちら側に漏れてくる宝鐘の内情を洗い出してみるとその全てが「寂しい、満たされない」と叫んでいるようだ。運営に度々怒られている事や30という、女の人生の岐路とされる場所に立っている事等宝鐘を苦しめる要素は他にもあるが、私は人に囲まれているようでその実誰とも繋がれていない事が、今宝鐘を限界まで絞め上げている説を押す。


誰とも繋がれない宝鐘

✔ 2:40~ 宝鐘が長い間裏で一番連絡をとっている一期後輩の天音かなた。二人の裏でのやり取りを晒す配信だが、気分が落ち込んだ宝鐘を慰める天音、というやり取りが延々続く。

互いに一番連絡を取り合っている者同士だが、これが健全な友人関係に見えるだろうか。天音の裏での宝鐘への態度はほぼセラピスト、メンター、占い師の類だ。多分宝鐘は手近で済ませずそういったプロに頼るべきなのだが、タチの悪い人間に捕まると簡単に洗脳されて帰ってきそうで怖い。

宝鐘と天音は真逆と言っていい程特徴の違ったホロメンだ。人生で自分を制する訓練を全くせずにここまできてしまった三十路女と何かの枷を付けられて閉塞的な子供時代を過ごし精神年齢の行き過ぎてしまったまだ20代半ばの若年寄…仮に学校や一般の職場で同じ空間に居ても普通ならこの二人は決して距離を縮める事はなかっただろう。

天音と宝鐘の関係はただ与えて、ただ受け取る関係だ。精神がバランスを崩した時に常々それを支えて貰っている宝鐘が天音に何かを返した事があるだろうか。関係が浅い頃、まだど突き合うばかりの関係だった頃(この時点でそもそもおかしい。天音が自分から人とど突き合う関係を求める筈はなく、関係構築の初っ端から100%宝鐘に合わせに行っている事が分かる)「私がこういう状態の時は叩くのを止めてとにかく優しく慰めて、マリンの事好きでしょ?」と天音を見下しくさって調教したエピソードがあるが、それに素直に従って友達の責務を果たしたつもりになっている天音は重度の「自分なんか人間」だ。誰かに利用されてお役に立つ事で強く満たされてしまう可哀想な習性こそがその最たる特徴だが、桐生ともあるいはそういう関係だったのかも知れない。実に不健全な、決して報われない関係性。宝鐘にとって天音は本当に出会いたかった誰かが現れるまでの暇潰しの相手でしかない。

宝鐘が度々口を滑らせている事だが、紫咲や沙花叉のような崩れた人間をこそ魅力的だと感じてしまう宝鐘にとって、過度に真面目で大人しい天音はつまらなくて、女性としても人間としても全く惹き付けられない。天音といくら頻繁に連絡が取れていてもそれが宝鐘を芯から満たしてくれる事はない。そしてそんな最低な自分のことが宝鐘は大嫌いだ。高校卒業と同時に社会に出て、親子以上に歳の離れた大人に混じって長年働いた宝鐘の精神年齢の一部は、学生だった頃のまま止まっている。まともに学を積んだ者や真っ当な社会人経験を経た上でこの道を選んだ者の多いホロライブに身を置いて、宝鐘の自己嫌悪は募る一方だ。

だったら出来の悪い子供みたいなみっともない真似はやめて他のホロメンを見習って大人として振る舞えばいいのに、不知火や大空みたいなまともな人間からすればそれ以外の所感はなさそうだが、人間30になってから根本的に変わるのは不可能だ。宝鐘はいくつになっても今と同じように、しっかりした社員に怒られながら抑止され続ける事でしかホロライブではやっていけない。いい歳して大人に常々怒られるのはさぞ辛かろうがなまじ頭が良いだけにそれが全部自分のせいな事も分かってしまう。あるいは死にたくなるのも当然なのかも知れない。

天音と宝鐘、「かなマリ」に関して私の興味は天音がいつ大人のラインを越えて「こんなボランティアみたいな関係はやってても意味がない、誰の為にもならない」と気付くか、またその時宝鐘との関係をどう処理するのかという事だ。メンヘラなオラオラ系が大人しくて従順な人間を自分のセラピストとして囲うのは20代ぐらいだと結構あるあるな事例だが、いいように使われていた側が壁を作るとメンヘラの方は案外あっさりと離れていく。ただの暇潰しの相手だったのだからそれも当然と言えば当然か。


✔ 宝鐘と同じくDQN寄りの5期生、雪花ラミィ。同じマンションに住んでいてオフでも頻繁に絡んでいる宝鐘と最も関係の深いホロメンの一人。

歌唱特化型、バラエティ特化型、女性的な魅力を突き詰めた正統派美少女アイドル型等ライバーのタイプも様々だが、雪花はポジショニング特化型だ。人間関係の構築に優れ同箱のあらゆるVの間を行き来し事務所の空気を良好に保つ存在…だが雪花の場合「間を行き来し」の後を決してやらない。雪花が様々なホロメンの間を頻繁に行き来するのは徹頭徹尾自分の為だ。

業界最高品質のライバーを多数取り揃えているホロライブも、5期生以下は谷間の世代だ。2期が固めて3期が爆発させたホロライブという事務所の威を借るべく後から寄り付いた5期以下の世代は、それ以前のホロメン達程事務所を大事に思えない。自分で築いていない物を直接築いた者達程大事に出来る道理はないと言えばそれまでだが、他のホロメンとの関わり方を見ても「会社所属」の責任の負い方を見ても5期以下と3期以前だと雲泥の差だ。誰よりもDQNである宝鐘でも配信中は自制に努めるのに対して5期以下はちょっとした事でキレるわリスナーは蔑むわ休むわ辞めるわ散々だ。不祥事の類も世代が下に行くにつれて飛躍的に多くなる。人が作った仕組みの中である程度美味しい思いが出来れば不足はなし、雪花はそんな世代の筆頭だ。

天音とのケースとは逆に、宝鐘と雪花、マリラミでは宝鐘が搾取される関係性だ。八方美人で無責任な雪花は宝鐘との関係に本腰なんか入れていない。DQN系が少なく肩身の狭い思いをしがちなホロライブにおいて宝鐘、雪花、紫咲、沙花叉、夏色等は結束を固めて互いを支え合うのが妥当だと思うが雪花はまとも系とDQN系の間を行ったり来たりして美味しい場所を探しているだけのライバー人生だ。だから雪花には他のホロメンより優れた技能も、事務所を支える中心人物としての求心力も付かないのだが、万一ホロライブが傾く時が来たらきっと誰よりも早く移籍先を探し始めるであろうこいつにはそんな事は極めてどうでもいい事なのだろう。

宝鐘は過度な気遣い屋の一面もあるので精神的に追い詰められている今、雪花との関わりはむしろ重荷になっている可能性もある。何でこんな何の価値もない人間にホロライブどころかV界全体にとっての至宝がいいようにされなきゃなんないのとやるせない思いに駆られるが、かなマリにおける天音同様、こういうケースでは利用される側もしっかりしなければならない側面が多分にある。ホロライブはライバー同士が慈しみと許容の精神を持って接し合う事が前提のよく出来た組織だが、雪花みたいなのはその美点を完全に逆手に取って利益を吸う事に特化してる形だ。

「ホロライブ5期生」とは「ホロライブ5寄生」、つまり「ホロライブの利を吸うべくたかった5匹の寄生虫」とほぼ同義ととって差し支えないが、加入前に一匹潰れたのは不幸中の幸いだったようだ。職業差別、トレース、コウモリ行為、リスナーへの説教・蔑み、いかなる努力も行わない癖に被害者ぶって自分を守る事にだけは余念がない…これで加入を免れた一匹だけが聖人だったら奇跡ではないか。


✔ 「先輩と繋がり、立てる」が最大の武器である6期生博衣とのコラボ。極めて上品だがユーモアのセンスには欠ける博衣と笑いのセンスに突き抜けたスーパーDQNの宝鐘には悲しい程シナジーが無いが、博衣がこまめに声をかける事で二人の関係値はまあまあ高い。

この配信はヘラっている宝鐘を博衣が気遣って誘った事で行われた物だが、宝鐘はそれに対して「憂さ晴らしにサンドバッグとしてボコボコにする」という意味不明な啖呵を切っていて(3:35~)見苦しい事この上ない。こういう地方住みの老害みたいな訳の分からない事をやるから宝鐘は一人ぼっちになってしまうのだがまだそれが分からないのだろうか。

宝鐘は「つまんねえ奴」と断じたライバーを過度に攻撃する形で絡む悪癖があって、博衣は日々その餌食にされているのだ。リスナーは虫でも先輩は神な博衣は多分それでも宝鐘の事が全然好きなのだが、笑いにもなっていないし「てぇてぇ」も生まない宝鐘と博衣、「マリこよ」のコラボ配信はこれだけ回数を重ねても今の所撮れ高はゼロだ。宝鐘が博衣をケツで吹き飛ばした切り抜きだけはまあまあいいがそんな物はホロメンを何人も並べて端から順に宝鐘に弾かせて丁度いいぐらいの小さな笑いなので、やっぱりマリこよにシナジーがあるとは言えない。

宝鐘はヘラった死にたいとか言っている暇があったら博衣みたいなシナジーのない綺麗めのホロメンと上手く絡む方法でも考えたらどうだろうか。笑いには強いし頭もまあまあ回る癖にデビュー以来3年以上もその点をサボり続けているのはダサ過ぎる。


✔ コラボの最後を喧嘩で落として締めようとするぺこマリのつまんねー絡み。これが日本人VTuberのトップ2だというのだから笑える。

東京都民の兎田とスーパーDQNの宝鐘はどちらもキレ癖が強くて他人目線で物を考えた上で利他的な行動をとる事が苦手、という点で共通している。だから常識人ばかりのホロライブではどちらも誰からもゼロ距離まで近付いて関わって貰えないのだが、どっちもアラサーのお婆ちゃんなので今からその点を軌道修正するのは不可能だ。


✔ 3:14~ 6期で一番絡みの多い鷹嶺とのコラボ。6期の中心人物で人脈構築能力に優れ、デビューからたった1年で事務所全域に顔が利くようになった鷹嶺が最初に繋ぎを取ったうちの一人が宝鐘だが、情緒と感受性が欠落しているロボット人間の鷹嶺は宝鐘になどこれっぽっちも思い入れを持っていない。

鷹嶺がデビューと同時に繋ぎを取りに行った先輩ホロメンは宝鐘と大空だが、この二人はホロライブのDQN系とまとも系両陣営の頭だ。水と油と言っていい程タイプの違う二人に同時に近づく時点で人として好きだとか自分との相性云々を全く気にしていない事が分かるし、本当にどちらとも一定以上の仲になってしまえる事には恐怖しか感じない。「組織で優位に立つにはその組織の要の構成員と可及的速やかに繋がるべし」というブラック企業に勤務していた頃の処世術を極めて冷静に遂行する様子にはてぇてさも人間味もあったもんじゃない。

宝鐘は多分に崩れた、若しくはバランスを欠いた人となりをしていて天然モノの魅力を放つ人間が大好物だ。ステータスの全てをメンタルとフィジカルにのみ割り振った形をしている鷹嶺に宝鐘がそもそも惹かれる筈がなく、幾度となくコラボを重ねているにも関わらず宝鐘が鷹嶺相手に胸襟を開いている様子は一回もお目に掛かった事がない。「なんか近づいて来るから無下にするのも悪いしいい感じに相手しとくか」それが宝鐘にとっての鷹嶺だが、恐ろしい事に鷹嶺もそれで何の問題もないのだ。ホロライブも随分怖い場所になったものだ。数年後こいつが台頭してきたらホロライブの本質「てぇてぇ」は一体どうなってしまうのだろう。

鷹嶺みたいな強いだけの人間といくら絡めても宝鐘は満たされない。宝鐘が欲しているのはバランスを欠いた人間味溢れる人間だし、さらに求めるのは自分に似ている人間だ。


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